【ご報告】APAC Invisaling Summitにて2つの表彰をいただきました


こんにちは。
川西市の歯並び専門の歯医者、スマイルプラス矯正歯科の山本昌宏(歯学博士・日本矯正歯科学会認定医)です。
2025年6月5日〜7日にタイ・バンコクで開催されたAPAC Invisalign Summit(Asia Pacific Invisalign Summit)に参加してまいりました。
その中で、
- マウスピース型カスタムメイド矯正装置による治療症例数1000症例達成
- Align Facultyとして5年間活動したことに対する表彰
の2つの表彰をいただきました。
今回は、その表彰に至るまでの経緯と私自身の想いについてお話ししたいと思います。
APAC Invisalign Summitとは?
APAC Invisalign Summitは、アジア太平洋地域の歯科医師が集まる国際的なサミットです。
世界各国の先生方による講演や症例発表が行われ、最新の治療技術や研究成果を学ぶことができます。
私自身も毎回多くの刺激を受け、自分の診療を見直す大切な機会となっています。
矯正治療に少し慣れていた頃
実は私自身、矯正歯科医になって15年ほど経った頃、
多くの症例を経験し、
「この患者さんはこう治療する」
「この症例ならこういう経過になるだろう」
ということが、ある程度予測できるようになっていました。
もちろん難しい症例はありますが、新しい発見よりも経験の積み重ねが中心になっていた時期だったと思います。
今振り返ると、少し天狗になっていた部分もあったかもしれません。
むしろ、
「もっと難しい症例が来ないかな」
と思っていた時期でした。
2013年AAOフィラデルフィアで受けた衝撃
そんな時に出会ったのがマウスピース矯正でした。
2013年、アメリカ矯正歯科医会(AAO)がフィラデルフィアで開催されました。
当時の日本では、マウスピース矯正に関する情報はまだ限られていました。
今のようにSNSもなく、
動画もなく、
治療ノウハウもほとんど公開されていない時代です。
私自身も、
「マウスピース矯正は簡単な症例に使うもの」
という印象を持っていました。
ところが学会で見たのは、
マウスピース矯正だけで質の高い治療を行っている先生方でした。
それは私にとって大きな衝撃でした。
久しぶりに無我夢中で勉強した分野でした
なぜ治るのか。
どうやって動かしているのか。
ワイヤー矯正とは何が違うのか。
知りたいことばかりでした。
当時は参考になる情報も少なく、
少ない論文を何回も読み、
海外の講演を聞きに行き、
実際に治療し、
失敗し、
また勉強する。
そんなことを繰り返していました。
振り返ると、
久しぶりに無我夢中で矯正を再勉強した時期だったと思います。
そして何より、
矯正治療が再び楽しく好きになりました。
Align Facultyを目指した理由
当時、多くの歯科医院のホームページには、
「認定ドクター」
という肩書きが掲載されていました。
もちろん、それ自体を否定するつもりはありません。
しかし私は、
真面目に矯正治療に取り組み、
マウスピース矯正についても必死に勉強していた一方で、
経験の多少にかかわらず同じような表現が使われていることに違和感を覚えていました。
そんな中で知ったのが、歯科医師向け教育活動を行う先生方の存在でした。
当時は「クリニカルスピーカー」と呼ばれていました。
もちろん、
「なりたい」
と言ってなれるものではありません。
それでも、
いつか自分も経験を共有できる立場になれたらと思い、
診療と講演活動を続けてきました。
なぜ他の先生に教えるのか?
時々、
「そんなに教えてしまっていいんですか?」
と聞かれることがあります。
しかし私は、
自分一人が診ることのできる患者さんの数には限界があると思っています。
どれだけ頑張っても、
私一人が治療できる患者さんの数には上限があります。
一方で、
全国の先生方がスマイルプラスで行われてる診断や治療計画について学び、
それぞれの地域で患者さんを診ることができれば、
結果としてより多くの患者さんがスマイルプラスで治療を受けられたことと同じになります。
私自身も多くの先人の先生方から学んできました。
だからこそ、
自分が学んだことや経験したことを共有することにも意味があると考えています。
Align Faculty 5周年表彰
今回いただいた表彰の一つが、
Align Facultyとして5年間活動したことに対する表彰でした。
講演や勉強会を通じて、多くの先生方とディスカッションしながら学ぶ機会をいただいてきました。
教える立場というよりも、
一緒に学び続ける立場だと思っています。
今回の表彰は、そのような活動を5年間継続してきたことに対していただいたものです。
大変光栄に思っています。
1000症例達成表彰
もう一つは、
マウスピース型カスタムメイド矯正装置による治療症例数1000症例達成の表彰でした。
もちろん、
症例数が多ければ良いというものではありません。
しかし、
多くの患者さんの治療に携わる中で、
成功した症例もあれば、
思うように進まなかった症例もあります。
その一つ一つの経験が、
現在の診療につながっています。
装置ではなく診断が大切
私は、
使用した方が良いものは使用する。
使用しない方が良いものは使用しない。
という考え方で診療しています。
大切なのは、
どの装置を使うかではなく、
どのような診断を行い、
どのような治療計画を立てるかです。
矯正治療の成功は、
装置の名前で決まるものではありません。
患者さん一人ひとりの状態を正しく診断し、
その方に適した治療方法を選択することが重要だと考えています。
表彰はゴールではなく通過点
今回いただいた表彰は大変光栄なことですが、
賞をいただくこと自体が目的ではありません。
患者さんにより良い治療を提供すること。
そして学んだことを共有し、
より多くの患者さんが適切な治療を受けられるようになること。
それが私にとっての目標です。
今回の表彰も、日頃から通院してくださっている患者さん、ご家族の皆さまのおかげでいただくことができました。
この場をお借りして心より感謝申し上げます。
まとめ
2025年6月にタイ・バンコクで開催されたAPAC Summitにおいて、
- マウスピース型カスタムメイド矯正装置による治療症例数1000症例達成
- Align Facultyとして5年間活動したことに対する表彰
の2つの表彰をいただきました。
これからも診療、学術活動、教育活動を通じて学び続け、その経験を患者さんへ還元できるよう努めてまいります。
川西市・池田市・伊丹市・宝塚市・猪名川町で
小児矯正、マウスピース矯正(インビザライン)などの矯正治療をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
スマイルプラス矯正歯科では、矯正専門医が歯並びやかみ合わせを丁寧に診断し、患者さんに適した治療方法をご提案しています。
なるべく歯を抜かない矯正治療(小臼歯非抜歯矯正)を希望されている方
他院で抜歯が必要と言われた方
他院でマウスピース矯正は難しいと言われた方
他院で「様子を見ましょう」と言われた方
も、一度ご相談いただければと思います。
矯正相談では、歯並びやかみ合わせの状態を確認し、現在の問題点や治療の選択肢について分かりやすくご説明しています。
矯正のご相談はコチラから
スマイルプラス矯正歯科
院長 山本昌宏
(歯学博士・日本矯正歯科学会認定医)

