2026年3月 Invisalign症例検討|反対咬合症例・II級不正咬合とIPEによる上顎拡大
こんにちは。
川西市の歯並び専門の歯医者、スマイルプラス矯正歯科の山本昌宏(歯学博士・日本矯正歯科学会認定医・アラインファカルティ)です。
2026年3月12日に、私が毎月開催している勉強会
**「Invisalign case report」**をZoomにて行いました。
この勉強会では、インビザライン治療に関する症例を中心に、参加されている先生方と症例検討を行っています。
今回の勉強会では
・機能性反対咬合症例
・II級不正咬合症例
・開咬症例
・犬歯埋伏症例
・包括的治療が必要な症例
について症例検討を行いました。
インビザライン治療におけるIPEによる上顎拡大
今回の勉強会ではまず
**Invisalign Palatal Expander(IPE)**について情報共有を行いました。
IPEはインビザラインシステムで開発された上顎拡大装置で、歯列幅径が不足している症例や小児矯正において新しい選択肢として注目されています。
上顎の幅径が狭い場合には
・歯列スペース不足
・交叉咬合
・咬合関係の問題
などが生じることがあります。
そのため上顎拡大は矯正治療において重要な治療の一つであり、IPEによる上顎拡大の臨床応用について参加された先生方と情報共有を行いました。
1症例目:機能性反対咬合症例
1症例目は 機能性反対咬合の症例です。
機能性反対咬合では
・顎の位置
・咬合関係
・歯列の幅径
などを総合的に評価することが重要になります。
2症例目:II級不正咬合症例
2症例目は II級不正咬合症例です。
この症例では
IPE(Invisalign Palatal Expander)による上顎拡大
を行い、その後
MAOB(Mandibular Advancement with Occlusal Block)
を使用した治療について検討しました。
II級不正咬合では
・上顎の幅径
・上下顎の前後的な位置関係
・咬合バランス
などを考慮して治療計画を立てる必要があります。
開咬症例
3症例目と4症例目は 開咬症例でした。
開咬症例では
・舌癖
・骨格的要因
・咬合コントロール
などの評価が重要になります。
犬歯埋伏症例
犬歯埋伏症例では
・埋伏歯の位置
・スペース確保
・牽引方向
などが治療計画において重要なポイントとなります。
包括的治療が必要な症例
最後の症例は 包括的治療が必要な症例でした。
矯正治療だけでは完成できないため、一般歯科治療とうまく連携しながら治療を進めていく必要がある症例でした。
これらすべての症例について、参加された先生方とディスカッションを行いました。
矯正専門医としての考察
今回の症例検討会を通して改めて感じたのは、
マウスピース矯正の適応症例が広がっているという点です。
以前は
・開咬症例
・埋伏歯症例
・骨格的問題を伴う症例
などではマウスピース矯正単独での治療が難しいと考えられていました。
しかし現在では
・装置設計の進歩
・補助装置の併用
・治療計画ソフトの精度向上
などによって、対応できる症例が増えてきています。
当院でもさまざまな症例を経験していますが、矯正治療では
診断と治療計画が非常に重要だと感じています。
装置の種類だけではなく、どのように咬み合わせを改善するかを考えることが矯正治療では重要です。
まとめ
今回の症例検討会では
・IPEによる上顎拡大
・機能性反対咬合症例
・II級不正咬合の治療戦略
・開咬症例の診断
・犬歯埋伏症例の診断
・包括的治療が必要な症例の検討
などについて症例検討を行いました。
このような勉強会を通して臨床経験を共有することは、矯正治療の知識と技術の向上にとても重要だと感じています。
今後も勉強会を継続し、日々の診療に学びを活かしていきたいと思います。
川西市・池田市・伊丹市・宝塚市・猪名川町・豊中市・箕面市などで
小児矯正、マウスピース矯正(インビザライン)などの矯正治療をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
スマイルプラス矯正歯科では、矯正専門医が歯並びやかみ合わせを丁寧に診断し、患者さんにとって最適な治療方法をご提案しています。
なるべく歯を抜かない矯正治療(小臼歯非抜歯矯正)を希望されている方
他院で「抜歯が必要」と言われた方
他院で「マウスピース矯正」は難しいと言われた方
他院で「様子を見ましょう」と言われた方
も、一度ご相談いただければと思います。
矯正相談では、歯並びやかみ合わせの状態を確認し、現在の問題点や治療の選択肢について分かりやすくご説明しています。
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スマイルプラス矯正歯科
院長 山本昌宏
(歯学博士・日本矯正歯科学会認定医・アラインファカルティ)

